介護美容とは


高齢者や体に自由の利かない方を対象とした美容です。

ネイル・エステ(ハンドケア・フットケア)・メイクなど行う事で、『キレイな自分』を諦めかけた高齢者の方々に対し、美容技術で笑顔や生きがいをお届けするものです。また、服の上から軽く触れ擦るリンパドレナージュではリラクゼーション効果を得る事が出来ます。

手や足の爪のケアや、足の角質ケアでは、足を綺麗に保つ事で歩行機能低下予防(寝たきり予防)に大きな期待ができます。

介護美容の目的

『キレイな自分』になれた時、人は『笑顔が増える』『外出したくなる』『人に会いたくなる』といった気持になります。介護美容は『キレイな自分』になる事だけが目的ではなく、『キレイな自分』になれたから、自分の足で外に出る(外出する事による歩行訓練に繋がる)、人と会って会話をする(ストレス軽減、認知症予防)、といった二次的効果を目的としています。また、エステでは、肌と肌が直接触れ合う事により、安心感・リラクゼーション効果もあり、高齢者と看護者のコミュニケーションの一つとなり、信頼関係を築く目的として施術を行う事もあります。また、皮膚状態の観察ができ、皮膚異常の早期発見の目的もあります。

フットケアでは、浮腫の改善、血流改善の効果もあり、睡眠の質の向上目的もあります。

元々、美容に興味のあった高齢の方や、そうでない方であっても、少しでも『キレイな自分』になる事で、生きがいを持って頂くという目的があります。

訪問看護ステーションきあら.は介護美容を導入しています

 きあらでは、介護美容に特化した専門の学校で、しっかりと学んできた看護師が活躍しています。プロとして知識と技術を持って、ケアビューティストとして利用者様の笑顔のために活躍しています。